メニュー

マラソンクラブ

施設が開所して間もなくの頃、地元の市民ランナーである野間悦男さんが、「マラソン練習時、1 キロ10 円として貯めたお金を施設に寄付したい」と、けいわを訪ねてこられました。スポーツマンである理事長が運動を取り入れることに熱心であったため、野間さんとの出会いはすぐにマラソン活動につながっていきました。

 肥満解消だったり、エネルギーの発散だったり、それぞれの目的で走り始めた利用者たちでしたが、朝の運動の時間や余暇時間を使って練習に励み、市民大会での経験を積むうちに、ランナーとして驚くほどの実力を身につけていきました。

 そして、平成6 年には、いつしかみんなの憧れとなっていた「ホノルルマラソン」に、利用者6 名が理事長とともに出場することができたのです。

 野間さんをはじめとするボランティアさんが伴走者として多数同行して下さり、6 名中5 名の利用者が完走を果たし、障がいを抱えながらも一生懸命に走る様子は、毎日新聞(全国版)およびTBS の「第22 回ホノルルマラソン」(全国ネット)で紹介されました。これを機に、翌年の平成7 年、正式に「マラソンクラブ」が立ち上がりました。

 野間さんの声かけで、蓮田走友会、白岡夜人走遊会のみなさんが力を貸して下さり、利用者たちのマラソン活動を支えるネットワークもできました。

 こうして、けいわのマラソン活動は30 年にわたって続けることができ、現在でも、東京マラソンを含む市民マラソンに毎年5 〜6 回のペースで参加しています。

  いつも利用者たちの走りを温かい笑顔と励ましで支えてくださるボランティアのみなさん、そして、大会中、利用者たちに声援を送って下さる市民のみなさん、本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、応援よろしくお願い致します。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME